更新日:平成29年7月3日

鉛管対策

水質基準の強化

水道水の水質基準は、厚生労働省により安全性を十分に考慮して設定されており、平成15年4月から水道水中の鉛濃度について基準がさらに強化されました。
このことは水道水中の鉛濃度について一層厳しい規制が必要と考えられることから、鉛分のさらなる低減化を図るためWHO(世界保健機関)飲料水水質ガイドライン値にあわせた「0.01mg/リットル以下」に基準強化されたものです。

水道と鉛の関係

鉛は比較的柔らかい材質のため加工しやすく、管内にサビも発生しないため、古くから給水管として広く普及してきました。
羽曳野市においても道路下の配水管からご家庭に水をお送りしている給水管として使用していましたが、他の材質(水道用ポリエチレンニ層管)の普及に伴い昭和58年度から使用していません。
しかし、それ以前に建築された建築物の屋内や各家庭への給水工事に伴うものは鉛製給水管である可能性があります。
また水道水中の鉛の発生源は、自然界からの溶け込みによりわずかに存在することもありますが、主に鉛製給水管をはじめ鉛を含む配管材料等からの溶け込みによるものです。

鉛製給水管状況と水質調査

平成29年3月末現在、羽曳野市内全給水件数48,343件中、鉛製給水管が4,316件使用されております。
鉛製給水管の鉛濃度の調査を下記のとおり行っています。
検査法 15分滞留水法」(平成15年10月1日に検査方法変更)による。
頻度等 毎月市内管末給水栓において実施
結果 全検査水とも水質基準値(0.01mg/リットル)以下であり、通常使用する状態では問題ありません。
長時間水道を使ってない時や朝一番の水は、念のためにバケツ1杯(6リットル)程度の水を飲み水以外に使用していただくことで、より安心して使用していただけます。

[平成29年3月末状況]
管種 件数(件) 割合
鉛製給水管 4,316 8.9%
その他 44,027 91.1%
48,343 -

[15分滞留水法の検査手順]
  1. 給水栓において、1分間に約5リットルの水を5分間流す。
  2. 流した水を捨てる。
  3. 蛇口を閉め15分間滞留させる。
  4. 1分間に約5リットルの水を5分間流し、5リットルの水を採取する。
  5. 採取した水を均一に混合し、必要量を採水容器に分取し、検査する。

水道局の取り組み

羽曳野市水道局では、これまで配水管の改良工事や修繕工事等にあわせ、水道メーターまでの給水管が鉛製の場合には水道用ポリエチレンニ層管に順次取り替えているところです。
上記の水質基準強化に伴って鉛問題解消を目指し、鉛製給水管の取り替えが根本的対策と認識し、積極的な鉛管更新事業を実施しています。
また、すべての鉛製給水管の取替工事を完了させるまでの間、鉛溶出を抑制するため水道水質面での対策を効果的に実施する予定です。
さらに、鉛溶出の可能性がある水道メーターや弁栓類についても鉛対策を進め、鉛問題の解消に努めています。

水道局からのお願い

通常使用していただいている状態では問題ありませんが、朝一番の水や長時間留守にした後等は、バケツ1杯(6リットル)程度を飲み水以外に使用していただくことでより安心して使用していただけます。

今後も積極的に鉛問題解消に向けて努力をしてまいります。
鉛製給水管に関するご質問等は、 水道局工務課へ連絡してください。

Q & A

自分の家の給水管は鉛製給水管でしょうか?
お客様の「住所」「名前」「使用者番号」をお知らせください。
台帳確認後、連絡します。
鉛製給水管を使用した水を毎日飲んでも大丈夫ですか?
通常使用していただいている状態では問題ありません。
しかし、朝一番の水や長時間留守にした後の水は若干鉛が溶け出している可能性がありますので、バケツ一杯程度の水を飲み水以外に使用していただくことでより安心して使用していただけます。
鉛製給水管はどこに使われているのでしょうか?
道路下の配水管分岐箇所からご家庭の市水道メーターまでの部分に使用しています。
問い合わせ先
水道局工務課
電話番号
072-958-1111(内線:5040 / 5042 / 5043 / 5045)

営業時間
月曜日~金曜日 9:00~17:30
※土曜日・日曜日・祝日は営業しておりません


羽曳野市水道局